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「当事者」の声に耳と傾けること [活動日誌]

木曜日に以前取材でお世話になった島根県の海士町の方と、
と知り合いの方の集まりに参加させていただきました。
海士町は、隠岐諸島のひとつなのですが、全国から次々と若者が
やってきて、新しい産業や特産品が生まれるとてもエネルギッシュな島です。
一言でいうのは、難しいのですが、過疎で立地も恵まれていないのに、
1周回って日本の先端をいっている地域だと思います。
今度、「ご近所の底力」でもその模様が放送されます。

NHKの「ご近所の底力」 5月22日(金) 【総合】 よる8時~ 関東・甲信越地方 5月24日(日) 【総合】 午後1時35分~

大変楽しい会だったのですが、本題はちょっと違いまして・・・
今何しているかをみなさんに話しているときに、
参加者の方から言われたことが非常にハッとさせられたのです。

「常に、当事者の声を聞きながら活動していって下さい」

言葉はちょっと違うのですが、そんな内容でした。
認知症の場合、当然当事者というのは、医師でも、行政でも、研究者でもありません。
さらに言えば、家族でもないんです。当事者というのは、認知症の人ご本人です。
この1ヶ月、いろんな方に会って忙しくしていたつもりだったのですが、本人には
まったく会っていませんでした。

自分は何のためにこの活動を始めたのか・・・
取材を通じて知った認知症をとりまく現状。
自分が認知症になったとしたら、こんな世の中いやだ。
常に、当事者の声を聞き、それは自分の問題でもあると思いつつ、
声なき声を通訳をしていく、そういう存在でなくてはいけないと反省しました。
今後迷うことがああったら、常にこの原点に立ち返りたいと思います。

タグ:当事者
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