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自殺対策の成果から学ぶもの [ニュース]

全国の自殺者数の速報値が出ました。


13年連続3万人を超えており、以前と外国に比べると厳しい数字ですが、対策を進めた地域での自殺者数は減っています。因果関係が分かりにくく、個別性が高いため、自殺対策の有効性を疑問視する声もありましたが、着実に成果がでているものと思います。

現在の自殺対策の流れを作り出したキーパーソンが、
NPO法人・ライフリンクの清水康之代表です。
清水さん、実は、元NHKのディレクター。

クローズアップ現代などで自死遺児の取材をしたことをきっかけに、取材先で出会った研究者や相談や遺族支援をする民間団体、行政担当者をつなぎ、ネットワークをつくりながら、署名活動や自殺対策基本法の制定、自殺の実態を明らかにした白書など、次々と行動を起こしてきました。

私もNHKディレクター時代に、自殺の問題を扱った際に取材させていただき、何度かお話を伺いまして、声なき声に耳を傾け、道なき道を切り開いて来た清水さんの生き方を、非常に敬服しています。

清水さんがライフリンクを立ち上げられて、6年が経ちます。
最初の志が、こうして着実に結実されているのを目の当たりにし、非常に力をいただきました。認知症の分野でも、この成果を学んでいきたいと思っています。分野やアプローチは異なりますが、今後ますますのご活躍(清水さんの活動が必要なくなる社会の実現)をお祈りします。
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