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認知症の人とボーリングをして分かったこと [活動日誌]

先日、とても素敵な発見がありました。

若年認知症ねりまの会「MARINE」という会の新年会でボーリング大会にお邪魔してきました。認知症のご本人と家族10人ほどの方が参加しました。

Image514.jpg

歩くのにも杖が欠かせない方や、表情の変化があまり見られない認知症の男性、
始める前は本当にボーリングができるんだろうかと思っていました。

ところが、いざ名前を書いて、ボールを選んで、レーンに入ってみると、みなさん嬉々としてボーリングが始まりました。参加されたのは、50代から60代の方が中心で、ボーリングは青春時代の思い出でもあります。さっきまで杖を使っていた方が、自らの足で歩き、一人でボールを投げていています。「やりたい」という思いがあるかないかで、こんなに違うのかと痛感しました。

さらに、驚いたのは・・・

介護されているご家族の投球を見た、別の認知症の方がフォームの指導を始めたことです。普段は何かされる立場の方が、誰かをサポートする側に回る。本当にうれしそうで、自信に満ちた表情でした。ちなみに、私も、教えていただき、点数アップすることができました。

ちなみに、これが私のグループのスコア表。
Image517r.jpg

1位は、認知症のご本人。私のフォームを指導してくれた男性でした。


認知症とともに生きる上で、この風景から学ぶものが大きいと感じました。
こうした素敵な場を作り出しているのは、

若年認知症ねりまの会MARINE
電話:090-8812-5298
FAX:03-5368-1956
MAIL:nerima_marine@yahoo.co.jp
住所:〒160-0022 新宿区新宿1-29-5-801
(NPO法人若年認知症サポートセンター内)

です。お近くの方は、是非参加してみてください!
いつかこうした風景が、日本全国に広がるといいなあと思います。

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