SSブログ

介護離職防止の事業をスタート [スマートエイジング]

4月5日に、新しい会社を立上げました。
名前は、株式会社スマートエイジングと言います。

親の介護などを理由に会社を退職する「介護離職」は、年間14万人にも上ります。その多くは、40〜50代で、経験やネットワークを持った働き盛りです。離職する社員本人だけでなく、会社にとっても大きな損失となります。そうした介護離職を防ぐためのサービスを、会社向けにするというのが事業の柱になります。

http://www.smart-aging.jp/
介護離職防止プログラム 株式会社スマートエイジング - 介護離職ゼロ社会を目指す Smart AGING.png

「介護離職」についての詳しい考察は、今後のエントリーで順番に発信していきたいと思いますが、先に私が考える課題のフレームワークだけ提示したいと思います。

1 高齢化に伴う要介護者の増加と、家族構成の変化に伴い、「介護離職」は確実に増加する。

参考:みずほ総研「懸念される介護離職の増加」

2 会社において、家族に要介護者をもつ社員の割合も高まり、今までは、個人の問題と捉えられてきた「介護」の問題への対応が、会社の持続的発展のための必須要件になってくる

参考:読売ドクター記事
「花王(東京)は08年、介護が必要な家族を抱える社員の割合を試算したところ、08年は12人に1人だったが、23年に5人に1人に増えることがわかった。」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=52277

3 「介護離職」は、「介護をめぐる問題」×「働き方の問題」によって起こっている現象

4 「介護離職」高齢化による避けられない趨勢ではなく、上記2つの問題に取り組むことで、防げる

5 介護離職の防止により、4つの効用   
(要介護者)持続的な介護生活(介護殺人、介護うつなどに発展しない家族関係)
(社員=介護者)就労の継続
(会社)離職による損失の回避、働きやすい職場の整備による優秀な人材の確保
(社会)社会保障費の抑制につながる

今回の事業は、いままさに介護離職を考えている人をサポートさせていただきつつ、社員、会社、社会それぞれにとって、Win−Winとなると考えています。
介護の問題を、介護保険制度などの公的な枠組みの中だけで考えるのではなく、
企業や個人も含めた社会全体で変えていく流れを作っていきたいと思っています。


  





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。