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「痴呆」から「認知症」へ変わったのは・・・立役者に当時のことを伺う [活動日誌]

昨日は、お福の会。

大井町に全国から認知症に関係するキーパーソンが集まり、
これからの社会について真剣なディスカッションをしています。

今回のゲストは、認知症医療の重鎮、長谷川和夫氏です。
2004年に、痴呆から認知症と呼称が変わった経緯について、そして、呼称が変わってからの、認知症をとりまく社会環境の変化についてもお話いただきました。呼称変更については、知っている気でいましたが、さすがに変革の渦の中心にいた方だけあり、知らないことがいっぱいありました。

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長谷川さんの話題提供(要旨)
痴呆という言葉の改称のきっかけは、市民の声。公開の講座などで、痴呆は侮蔑的だという意見が連続してあり、介護研究・研修センターの3センター長会議で、呼称を変更することが提起された。(2004.03.19)
第1回検討会(2004.06.21)から第4回検討会(2004.12.24)の半年の急ピッチで決定をした。委員会では、6つの候補を提示し、パブリックコメントを行った。56%は改称に賛成し、候補の中では多かったのは、認知障害(1118件)、認知症(913件)、記憶障害(674件)、アルツハイマー症(567件)、もの忘れ症(562件)、記憶症(370件)、痴呆のままがよい(266件)等。
一位の認知障害は、別の専門用語と混同されるため避け、認知症となった。 言葉を変えただけで内容がそのままではダメだということで、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりキャンペーンも同時に始まった。
今、無縁社会が問題視されているが、市民の支えあいが大切になっている。認知症の問題を専門家だけで解決するのは無理。私が認知症になって、一人で暮らしていたとすれば、食事を支援してくれる人、薬を飲むのを手伝ってくれる人、市民が分担して支えあうことが要請されていると思う。お福の会にも、このような社会の実現を目指していかれることを期待している。


長谷川氏は、呼称変更の委員会をまとめる立場でしたが、「痴呆という言葉は侮蔑的なので、分かりやすく侮蔑的な意味合いのない言葉を!」という市民の声が、認知症という言葉を生んだことがよく分かりました。専門医の学会などは、病気の実態を正確に反映していないとして反対意見が多かったそうですが、行政用語になったことで、デファクトスタンダードになったということのようです。どのような呼称がいいか意見は必ずしも一致しない訳ですが、痴呆と呼ばれていた時代よりも、告知率が上がったという指摘もありました。(正確なデータはないそうですが、同じ精神医学の領域では、「精神分裂病」から「統合失調症」になったことで、告知率が相当上がったとのことです。)

言葉だけ変わっても、実態が変わらなければ・・・というのも確かにそうですが、言葉が認識を生み、言葉が行動に影響を与えることもあります。改めて、言葉の力を感じました。他にも、長谷川氏の言葉には、印象的なものがいくつもありましたが、それは後日ご紹介したいと思います。


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右脳と左脳をフル稼動 未来型セッション [活動日誌]

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先週、富士ゼロックスKDIフューチャーセンターというところで開催するセッションに
ゲストの一人として呼んで頂きました。

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様々な分野の人が集まり、決まったキーワードについて、それぞれの現場で起こっていることを共有し、公開でディスカッションをしながら、新しいマーケットを創造するという目的のセッションです。富士ゼロックスの新規事業へもつながるものだけに、あまり詳しくは書けないのですが・・・IT、建設、研究者、フリーライター、オフィス用品の会社などの社長さんや部長クラスの方々が並ぶ中、一人だけ若輩者のNPO関係者として参加させていただき、認知症をとりまく問題や医療介護の現場の話をさせていただきました。進行は、プラカデミアサロンでいつもお世話になっている野村恭彦さん。一見別々の話をまとめてしまう名人芸で、非常に有意義なキーワードの抽出と新しいマーケットのヒントが見えた気がします。

この日、一番面白かったのが、議論をまとめて共有する役割を担ったグラフィック・ファシリテーターやまざきゆにこさんのお仕事。議論しているその場で、壁に貼った模造紙に次々と絵に書いていきます。

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こちらは、認知症のことを書いたイラスト。認知症の人や家族が、医療や介護の制度の狭間に追いやられ、解決策がなかなか見つからないという話をしたら、このような谷を書いてくれました。やまざきさん自身、身内に認知症の方がいらっしゃるそうで、すごく具体的で、想いのこもったイラストでした。

社会問題や未来について語るとき、すごく抽象的で空疎な話になりがちですが、こうして絵にしながら議論を進め、時々、立ち止まっては絵をみんなで見るというのは、右脳と左脳を上手く使うとてもいい方法だなあと感じました。やまざきさんは、こうしたセッションや社内での研修、国際会議で活躍されているそうです。
フューチャーセンターもそうですが、こうしたクリエイティブな方やクリエイティブな場に出会うと、とてもいいなあと思います。自分も、こういう仕事の仕方をしてきたい、そんなことを感じました。

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認知症の人とボーリングをして分かったこと [活動日誌]

先日、とても素敵な発見がありました。

若年認知症ねりまの会「MARINE」という会の新年会でボーリング大会にお邪魔してきました。認知症のご本人と家族10人ほどの方が参加しました。

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歩くのにも杖が欠かせない方や、表情の変化があまり見られない認知症の男性、
始める前は本当にボーリングができるんだろうかと思っていました。

ところが、いざ名前を書いて、ボールを選んで、レーンに入ってみると、みなさん嬉々としてボーリングが始まりました。参加されたのは、50代から60代の方が中心で、ボーリングは青春時代の思い出でもあります。さっきまで杖を使っていた方が、自らの足で歩き、一人でボールを投げていています。「やりたい」という思いがあるかないかで、こんなに違うのかと痛感しました。

さらに、驚いたのは・・・

介護されているご家族の投球を見た、別の認知症の方がフォームの指導を始めたことです。普段は何かされる立場の方が、誰かをサポートする側に回る。本当にうれしそうで、自信に満ちた表情でした。ちなみに、私も、教えていただき、点数アップすることができました。

ちなみに、これが私のグループのスコア表。
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1位は、認知症のご本人。私のフォームを指導してくれた男性でした。


認知症とともに生きる上で、この風景から学ぶものが大きいと感じました。
こうした素敵な場を作り出しているのは、

若年認知症ねりまの会MARINE
電話:090-8812-5298
FAX:03-5368-1956
MAIL:nerima_marine@yahoo.co.jp
住所:〒160-0022 新宿区新宿1-29-5-801
(NPO法人若年認知症サポートセンター内)

です。お近くの方は、是非参加してみてください!
いつかこうした風景が、日本全国に広がるといいなあと思います。

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MDアンダーソンがんセンター研修プログラムを視察 [活動日誌]

アメリカ・がん医療で有名なMDアンダーソンがんセンター
の上野直人医師が中心になって開かれたがん専門医のためのワークショップに
オブザーバーとして参加してきました。

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MDアンダーソンがんセンターと慶応大学のファンドによるプログラムで、
20名ほどの医師が参加し、チーム医療を実現するために3日間集中の合宿です。

参加させていただいたのは、1日目だけだったのですが、とても、印象的だったのが、医療の知識や技術論ではなく、医師としてのこれまでの体験やもっとも自分に影響を与えたものなどを全員で共有しあうところから始まり、チーム作りやコミュニケーションのあり方などについて学んでいくところです。本気で何かを変えるには、知識やテクニックではなく、生き方や思想の部分から入らないとならないのだ感じました。

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上野医師は、著書で、「カリスマ医師はいらない」と言っています。
医師をスーパーマンのように美化しすぎるのは、チーム医療の考え方にはまったくあいません。チーム医療は一人のスーパーマンのカリスマ性に依存するやり方ではありません。医師だけでなく、多くの医療従事者がそれぞれ専門に誇りを持って、対等な立場で、患者さんのために最善の治療法を探していきます。 

最高の医療をうけるための患者学 (講談社+α新書)

最高の医療をうけるための患者学 (講談社+α新書)

  • 作者: 上野 直人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/07/21
  • メディア: 新書

上野医師の指摘、認知症とがん、分野は違いますが、まったく同じ状況があります。
認知症は、医療だけでなく、介護や家族、行政の関わりが重要になってくる分、より課題は大きいと言えます。地域連携のチームを作る、集中的な研修が、認知症の分野にも必要ではないかと思います。


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2つの未来 [活動日誌]

最近、約束を忘れることが多く、道に迷うことが増えた。家族の勧めで病院に行った。

 あなたは認知症です
 認知症は治らない病気ですから、
 仕事は辞めて、家で静かな時間を
 過ごすようにしてください


医師はそう言うと、妻だけを別の部屋に呼び、なにやら相談を始めた。

 一体自分は、これからどうなってしまうのだろうか
 息子や娘にはどう説明すればいいのか
 故郷に残した高齢の母にはなんと言おう


医師と妻の強い勧めで、会社を退職し、日中はデイサービスに通うことになった

 なぜ、他の利用者と一緒にここで歌を歌わないといけないのだろうか
 息子や娘と同世代の介護職員から、子供をあやすような言葉使いをされるのだろうか
 もう我慢できない、早く家に帰ろう


認知症の人が徘徊したということで、施設では大騒ぎ。警察までが動員されて捜索が行われ、4時間後、自宅近くで発見もう二度とこのようなことがないように、介護施設では、外から鍵がかかる個室に入居することに

 あれから、2年が経ち、
 やりたいことも、会いたい人もいなくなった
 息子や娘も最近は訪ねてこなくなった


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最近、約束を忘れることが多く、道に迷うことが増えた。家族の勧めで相談センターを訪れた。相談センターの落ち着いた個室に通されると、担当の相談員が迎えてくれた。

 残念ながら、現在、認知症を根治することはできません
 しかし、これから起こりうることに対処していくことは可能です
 簡単なことではありませんが、私たちスタッフも一緒になって
 人生を歩むお手伝いをさせていただきます


相談員はそう言うと、私の将来への不安や疑問を時間をかけて聞いてくれ、その後、専門の医療機関と、職場への伝え方を教えてくれた

職場では、それまで担当していた仕事を継続していくのは難しくなったが、人事部と相談した結果、現在でも働ける部署へと配置転換をしてもらった。働く日数は徐々に減っていったが、その間に大切な同僚にも話をすることができた。

 これまで仕事一筋で暮らしてきたが、
 病気になって家族と話をする機会が増えた気がする
 今度ボランティアの力を借りて家族で旅行に言ってみようかな


地域のNPO「認知症フレンドシップクラブ」に参加して、同じ趣味を持つ認知症の仲間と出会うことができた。仲間とボランティアと活動をするうちに、もっと地域に役立つことがしたいと思うようになった。今週からは、地域の子供たちと一緒に遊ぶボランティアをすることになった。

 病気となり大変なこともあるけれど、
 家族の絆も確認できたし、
 新しい自分の役割も見つけることができた
 もしかすると、これが新しい人生なのかもしれない


今朝も、子供たちと遊ぶために、街へ出かけていく

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最初の話は、認知症をとりまく現状であり、
このまま何もしねければ確実に訪れる未来。
もう1つの話は、私が作りたいと思う未来。
あなたならば、どのような未来を描きますか?

今年も、NPOの活動を通じて、
自分なりに描く未来に向けて一歩ずつ努力していきたいと思います。
昨年も多くのみなさんにお世話になり、応援いただきましてありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願いします!



タグ:認知症
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認知症の人のお金の管理 どうする? [活動日誌]

昨日は、地元三鷹市で、ケアマネさんたちの集まりに参加させていただきました。
毎月事例を持ち寄って、様々なテーマについて議論をしているそうです。
非常に自然体で、現場の感覚からでてきたネットワークだなあと感じました。
(全国で様々な会合を取材・参加してきましたが、意外とレアなんです。)

この日のテーマは、認知症の方を担当する後見人の方からの報告でした。

認知症で独居の方が、親類とも絶縁状態の人の事例で、近隣の人やケアマネは対応に苦慮し、後見人をつけるに至ったそうです。後見人がつくと、財産の管理などカバーできそうですが、後見人の人が本人と接するのは、月1~2回。日常必要なお金をまとめてご本人に渡してしまうと、すぐ使ってしまったり、なくしてしまったり。あるいは、高齢者向けの詐欺などにひっかかったり。また、ご本人が通院も拒否しており、きちんと医療にもつながっていない。日常的な金銭の管理や、通院や服薬のサポートは、本来、ケアマネも、後見人の役割ではないものの、責任感の強い人は買って出ているのが実状のようです。

関わる個人の資質や情熱に依存しないためにも、ご本人の生活をチームで支える必要があること、
そして、そうしたサポートがきちんと評価される仕組みを作る必要があると感じました。
非常に勉強になる機会でした。また参加したいと思っております。


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画期的!高齢者支援システムを香港の社会起業家に学ぶ  [活動日誌]

 社会起業家で有名なシュワブ財団の、ソーシャルアントレプレナーアワード2009(アジア部門)を受賞した香港のティモシー・マーさんの講演に行ってきました。なかなかエネルギッシュな方で、とても刺激を受けました。

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1月16日 第10回ISL社会イノベーター・フォーラムにて

 ティモシーさんが設立したシニアシチズン・ホームセーフティ・アソシエーションでは、独居老人に対し、24時間の緊急時連絡・救助サービスなど、ユニークかつ効果的なサービスを行っています。
 日本でも、同様のサービスは警備会社などを中心に提供されていますが、月数千円の費用とサービスに応じた追加料金が発生するのに対し、香港では、一月あたり一人100香港ドル(現在のレートでは、1100円)で会員となることができ、ライフラインだけでなく、健康相談や生活支援など多様なサービスを受けることができます。

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 香港では、家に暖房器具がないため、寒波の際に100人を越える高齢者が孤独死を迎えていたそうです。そうした事態を防ぐために、ハンズフリーの機器を高齢者のお宅に設置、本人からのSOSだけでなく、予防的に情報提供を行っているそうです。緊急度が高い場合は、オペレーターが救急車を要請し、高齢者の基礎疾患などの情報を搬送先へ伝え、スムーズな対応につなげているそうです。ひとつひとつはありそうで、全体の仕組みは、非常にユニークなものだと思います。

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 会員のうち、自己資金で会費を払っている人が40%、政府から認定を受けて会費相当の手当てをもらっている人が40%、寄付によりまかなわれている人が20%だそうです。政府がこうした活動を認め、かつある種の連携をとっていること。また、趣旨に賛同する人の寄付が、運営費にではなく、誰かのために役立っていると実感できることなど、非常に参考になる運営方法です。
 ティモシーさんは、他社との差別化やマーケティングなど、ビジネスの世界では当たり前のことが、社会分野ではなされていないことが非常に多いと言っていました。ビジネスの視点の重要性を改めて感じました。


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記憶を補助するツール!?フォト575の可能性 [活動日誌]

昨日は、NHK時代からお世話になる方で、
現在は大学でメディアについて教鞭をとられている方とお話をする機会に恵まれました。
学生さんの指導をされるだけでなく、地元の様々なプロジェクトに参画されており、
放送局や新聞社といったマスメディアだけでなく、人と人をつなぐローカルなメディアのあり方を
模索されている様子と熱意がお話から伝わってきました。

医療や介護における問題も、様々な主体のつながり方の問題であり、
広い意味でメディアの問題ではないかと思います。

ところで、そこででた話なのですが・・・
ケータイカメラで撮った写真って、普通の写真と性質が違うのでは?という
問題意識を持っている学生さんがいらっしゃるそうです。
例えば、普通のカメラは自分で保存してなかなか人に見せなかったりする一方で、
ケータイカメラは、基本的に誰かに見てもらう、送信することを前提にしているような気がします。
それから、日記代わりに、文章ではなく、写真だけためるということもありますね。

さらに面白いことに、「フォト575」なるものがあるそうで、ケータイなどでとった写真に、575の俳句をつけて投稿するそうです。
俳句だけよりもカジュアルで、写真だけよりも分かりやすい、結構面白い!

もしかすると、認知症の方でも、フォト575だったら、楽しみながら記憶をサポートすることも可能なのではないか!?そんな可能性を感じました。実際、比較的若い世代の認知症の方は、ブログを書いている方もいて、もしかすると近いことを既にやっているかもしれません。

いつか「フォト575から見える認知症の世界」みたいなテーマで写真展をやってみたい
そんな気分になってきました。メディアを学ぶ学生さんの力も借りて、ぜひ実現しようと思います。


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沖電気の方とコラボ!? [活動日誌]

今日は、NPOの事務所で、沖電気の方をお迎えして情報交換をしました。

沖電気の方々と出会ったのは、昨年。
プラカデミアサロンという、企業セクターとNPOセクターの人が参加するワークショップに参加した時のことです。

企業側は、「こういう技術があるけど、何に使えるのだろうか?」「こういう技術を開発してみたけど、あまり普及しないのはなぜだろうか」という悩みを持っています。一方で、NPO側は、「こういう問題あるけど、どんな解決法があるだろうか?」「こういう問題で協力してくれる企業はあるだろうか」という悩みを抱えています。ワークショップは、こうした<シーズ>と<ニーズ>のマッチングについて議論をしたり、作業をしている非常に刺激的な内容です。

今日はお話した沖電気の方は、技術をお持ちの開発部門の方。
沖電気では、身体障害者の方が働く効率を高めるテレワークの仕組みを開発し、特例子会社で重度の障害の方が仕事をする環境を実現していたりと、幅広い分野での高い技術力を感じました。
私からは、五月雨式に、こういう技術があればいいなあ・・・ということで、遠隔地の親を見守ることができるシステム、ボランティア間のコミュニケーションツール、若年認知症の方の就労支援、認知症の方の記憶をサポートするシステムなどの話題を提供させていただきました。

日本の企業は、高い技術力と専門性を持った人材をたくさん抱えている訳で、こうした方々と、地域で社会問題に奮闘する方々をつなげることで新しい解決方法を見出すことができるのではないか!?と強く感じた1日でした。

沖電気×地域認知症サポートブリッジで、コラボする日もそう遠くなりかもしれません。
沖電気のみなさま、大変ありがとうございました。

ネット上の本棚は、便利だ! [活動日誌]

お気づきの方もいるかと思いますが、新年からサイトの左上に、本棚ができました。
ネット上の本棚で、ブクログと言います。

何が便利かというと、ネット上に自分の本棚を持ち、自分の読んだ本を登録していくと、
ネット上にその本が並んでいくのです。

何が便利かって?

例えば、ブログを読んでくださった方で認知症についておすすめの本を知りたいという方もいるはずです。
そんな時は、ブクログをクリックしていただければ、オススメ本がずらーと出てくるのです。
いわば私設の図書館が無料で開設できてしまうのです。

認知症に関する本は、いろいろ出ているのですが、
結構いい本は限られています。
もちろん、私の視点でということですが・・・。
病気を分類したマニアックな本や、精神論や気休めが満載の本などがほとんどです。
認知症に関していい本というのは、本当に必要な情報と気休めではない問題への構え方が書いてあるものだと思います。そんな視点で選んだ良書をぜひご覧ください。

まずは、ブクログをクリック!

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